横須賀市林M様邸【外壁塗装/下塗り→中塗り】
この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。
目次
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下塗りの役割
写真を見ていただければ分かるかと思いますが劣化した外壁材に下塗り塗料を塗るだけで違いが一目瞭然です!


上塗り塗料の密着性の向上
下塗りを適当におこなうと、中塗りや上塗り塗料がしっかりと密着しないで、塗膜が剥がれることがあります。
実際に、弊社に現地調査のご依頼をいただき、現地調査にいくと、施工不備(下塗り塗装を雑におこない、上塗り塗料が剥離している)となっていることも多々ございます。
実際に弊社で先日現地調査した写真


このような状態になってからでは手遅れとなってしまい、ここから外壁塗装をするとなると、一度全てを剥離してから塗装の工程をするか、外壁材を新規に施工をする外壁カバー工事をする必要性がございます・・・
もちろん通常の外壁塗装に比べて、費用は高額となってしまいます・・・
それだけ、下塗り工程は大変大切な工程となります。
下地の補修/平滑化
外壁の小さなひび割れや凹凸、傷などを下塗りにより埋めて下地を整える効果がございます。
塗料の吸い込みの抑制
中塗り・上塗りの塗料が過度な吸い込みをすることを防ぎ、均一な仕上がりにつながります。
仕上がりの際の発色向上/色ムラの抑制
下塗り塗料で下地を整えることにより、上塗り塗料の発色が良くなり、塗膜の厚みが均一となり、美しい仕上がりとなります。
下塗り塗料の種類
今回使用した下塗り塗料
プレマテックス マルチ浸透シール
各種下地や旧塗膜に強固に密着浸透して【チョーキング現象】にもまとめて固着させて、環境にも優しい水性プライマーとなります。
モルタル、コンクリート、GRC板、ケイカル板、一般外壁、サイディング、吹付タイル、スタッコ、リシンなど幅広い下地に適用する塗料になります。

下塗り塗料は、既存外壁の状態や種類、劣化具合などを考慮して使い分けます。
シーラー
水性タイプと油性タイプがあり、既存下地の種類により、水性がNGな下地や油性がNGな下地などにより、使い分けをおこないます。
主に下地の吸い込みを抑制して、上塗り塗料との密着性を高める効果があります。
フィラー
劣化が激しい下地に使用することが多く、伸縮性がたかいのが特徴です。
外壁の小さなひび割れや凹凸、傷などを下塗りにより埋めて下地を平滑にする効果があります。
プライマー
おもに金属などの素材に塗料を密着させるために使われます。
金属部分の錆止めや、より密着性を高める下地処理に使われます。
下塗り施工中写真


しっかりと下塗り塗料の乾燥が確認出来たら、次は中塗り工程です!
M様邸は35年耐久と言われている国内最長耐久の【タテイル2】の塗料を使って【中塗り工程】の開始です。
今までの外壁色と大きくイメージを変えての塗装となります!
印象も大きく変わるので大変楽しみです!
中塗りの役割

塗膜に厚みをもたせる

下塗り後に、中塗りをおこなう事により塗膜に厚みが出て、外壁の保護機能が高まります。
塗膜にしっかりと厚みを持たせることにより、紫外線や雨風などの外部からのダメージから保護することにつながります。
上塗り塗料との密着性を向上

中塗りを綺麗に丁寧に仕上げる事で、中塗りの後におこなう上塗り塗料が均一に密着して塗膜が強く剝がれにくくなります。
中塗りは上塗り塗料の性能を発揮する為の土台となる工程となります。
色のムラをなくして美観の向上
中塗りをしっかりとおこなう事により、色ムラをなくして、上塗り塗料の発色を助けて均一に綺麗な仕上がりとなります。
中塗りの重要性
悪徳業者などでは、中塗りを省いて、下塗り→上塗りの2回塗りしかおこなわい場合があります・・・
中塗りをおこなわないと、塗膜が薄くなり耐久性の低下、上塗り塗料の密着不足などにより早期劣化などにつながる可能性が大変高まります。
安かろう悪かろうではなく、業者選びの際には、施工写真や施工報告書はちゃんと貰えるのか?などを事前にしっかり確認する事が大切です。
下塗り工程完了・中塗り工程途中


明日から中塗り作業の続きを施工していきます!
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